書記の仕事を「議事録を書く人」だけで終わらせず、 何を記録し、どの文書に関わり、どこへ残すかまで整理します。
書記の役割は自治会・町内会によって異なります。 会議記録を中心にする自治会もあれば、 案内文や提出書類などの事務を担当する例もあります。
書記が関わる文書について、 「何をするか」「どこに保存するか」「今どうなっているか」を整理します。
自治会の書記は何をする人?
千葉市の町内自治会向け手引きでは、 書記について、 総会や役員会の議事録を作成したり、 提出書類を作成したりするなど、 事務全般を担う役割の例が示されています。
また、 自治会によっては 「事務局長」「総務部長」など別の名称で担当したり、 副会長などが兼ねて書記という役職を置かない場合もあると 説明されています。
「書く人」と「決める人」を混同しない
書記が案内文や議事録を作成するからといって、 その内容をすべて書記一人で決めるとは限りません。
例えば、 会議で決まった内容を議事録へ残す、 会長や担当役員から受けた内容を案内文として整える、 決定済みの事項を記録する、 といった分担があります。
議事録だけでなく「どこに残したか」まで管理する
文書を作成しても、 翌年度に 「去年の議事録がどこにあるか分からない」 「最終版がどれか分からない」 という状態では引き継ぎが難しくなります。
そのため、 文書・記録ごとに、
- 書記がどこまで担当するのか
- 紙・データのどちらで残すのか
- どこへ保存するのか
- 個人情報を含むか
- 次年度へ何を引き継ぐのか
を整理しておくと、 次の担当者が探しやすくなります。
個人情報を含む文書は分けて考える
自治会の文書には、 単なる行事案内だけでなく、 氏名、住所、電話番号などを含む資料が混ざる場合があります。
上の整理表では、 文書ごとに 「個人情報を含む/含まない/要確認」 を残せるようにしています。
個人情報を含む資料については、 誰でも見られる場所へ置くのではなく、 自治会内の取り扱い方法や必要な安全管理を確認してください。
議事録そのものを作りたい場合
このページの目的は、 議事録の文章を作ることではありません。
書記が担当する文書・記録全体を整理し、 保存・引き継ぎまで見えるようにするページです。
総会や役員会の議事録を実際に作る場合は、 下の専用ページを使用してください。
書記の実務ページ
この記事の根拠・出典
書記の名称や担当範囲は自治会ごとに異なるため、 以下の資料は全国一律の義務としてではなく、 自治会における書記・記録担当の役割を確認する 公的な参考例として使用しています。
- 発行元
- 千葉市
- 確認した内容
- 書記が総会・役員会の議事録、 提出書類などの事務を担当する役割例。 自治会によって役職名や組織体制が異なること。
- 参照日
- 2026年9月26日
- 公式資料
- 千葉市「町内自治会の手引き」を確認する
- 発行元
- 神戸市
- 確認箇所
- 自治会規約例2 「役員の構成と任務」
- 確認した内容
- 書記が会議の議事録及び必要事項の記録を作成する役割例。
- 参照日
- 2026年9月26日
- 公式資料
- 神戸市「自治会活動ハンドブック」を確認する