「副会長だから会長を全部手伝う」ではなく、 この自治会で副会長が何を担当するのかを具体的に整理します。
副会長の仕事内容は、 自治会・町内会によって同じではありません。
このページでは、 通常時の担当、 会長不在時の対応、 副会長が複数いる場合の分担を整理して、 「この自治会の副会長 担当範囲表」として残せます。
「副会長だから全部やる」ではなく、 実際に担当する仕事、会長との分担、会長不在時の対応を整理します。
副会長の基本は「会長を補佐すること」
自治会・町内会の副会長について、 全国すべての自治会に共通する一つの仕事内容が 法律で決められているわけではありません。
実際の役職構成や仕事の分け方は、 それぞれの自治会の規約・会則や 役員間の役割分担によって異なります。
そのうえで、 自治体が公開している自治会向け資料を見ると、 副会長の一般的な役割を確認できます。
会長不在時は「何を代理できるか」を確認する
副会長について、 「会長がいないときは副会長が代理する」 と定めている自治会はあります。
ただし、 それだけを見て 「会長不在なら副会長がすべて一人で決められる」 と判断するのは避けた方が安全です。
横浜市の自治会町内会規約例では、 副会長の職務を示す条項とは別に、 総会や役員会についての規定が置かれています。
例えば、 総会へ付議する事項や、 総会で決まった事項の執行、 その他の会務について 役員会で審議・議決する例が示されています。
副会長が2人・3人いるなら「担当分野」まで決める
副会長が複数いる自治会では、 全員を単に「副会長」とだけしていると、 誰が何を担当するのか分かりにくくなることがあります。
神戸市の自治会活動ハンドブックでも、 副会長を複数置き、 分野や地区ごとの統括責任者としている自治会があると 紹介されています。
実際には、例えば
- 総務・会議
- 防災・防犯
- 行事・地域交流
- 地区・班の調整
- 会長不在時の代理順
など、 その自治会で必要な分野に合わせて 役割を分ける方法があります。
上の「副会長の担当範囲整理シート」では、 副会長を最大5人まで登録し、 担当する仕事や分野を分けて整理できます。
「補佐」の範囲を曖昧にしない
「副会長は会長を補佐する」 という表現だけでは、 実際の仕事量までは分かりません。
そのため、
- 副会長が主担当する仕事
- 会長と共同で行う仕事
- 副会長が補助する仕事
- 状況だけ確認する仕事
- 他の役員が主担当する仕事
に分けておくと、 「副会長だから全部手伝う」という状態を避けやすくなります。
会長と副会長で最初に確認しておきたいこと
就任したら、 仕事内容を細かく覚える前に、 少なくとも次の点を確認しておくと整理しやすくなります。
- 規約・会則に副会長の職務がどう書かれているか
- 会長不在時に誰が代理するのか
- 副会長が複数いる場合の代理順
- どの仕事を誰が主担当するのか
- 総会・役員会で決める事項は何か
- 現在進行中の案件に誰が関わっているか
不明な項目は無理に決めず、 「要確認」として残してから、 会長・他の役員・過去資料などで確認してください。
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この記事の根拠・出典
副会長の仕事内容は自治会ごとに異なるため、 以下の資料を「全国共通の義務」としてではなく、 役割・分担を確認するための公的な参考例として使用しています。
- 発行元
- 横浜市
- 確認箇所
- 第8条「役員の職務」、 第23条「役員会の審議事項」
- 確認した内容
- 副会長による会長の補佐・職務代理の例、 役員会で審議・議決する事項の例
- 参照日
- 2026年9月26日
- 公式資料
- 横浜市「自治会町内会規約例」を確認する
- 発行元
- 神戸市
- 確認箇所
- Ⅱ.自治会の運営 「5.役員と組織体制」 「役職と役割の例」
- 確認した内容
- 副会長による会長の補佐・不在時の代行、 複数の副会長が分野や地区ごとの統括責任者となる自治会の例
- 参照日
- 2026年9月26日
- 公式資料
- 神戸市「自治会活動ハンドブック」を確認する