この記事の制作・確認情報
制作・編集自治会・町内会ガイド運営者運営者情報
最終更新日2026年10月4日
最終確認日2026年10月4日
AI利用範囲下書き・構成整理・表現補助・情報整理
人間による確認出典・公式情報・制度・法令・ルール・自治体・地域差・実務上の妥当性・リンク・参照先
防災担当・会長・班長向け
防災訓練のお知らせ作成から、安否確認・役割分担・訓練後の改善まで

実施日、集合時間、場所、訓練内容、持ち物などを入力すると、 回覧や各戸配布に使える防災訓練のお知らせを作成できます。

このページでは、お知らせ文だけでなく、 避難・安否確認・消火・応急救護・情報伝達など、 防災訓練で事前に決めておきたいことも整理します。

今すぐ防災訓練のお知らせを作る
防災訓練は「何をやるか」より「何を確認したいか」から決める
  • 避難場所まで安全に移動できるか
  • 災害時に各世帯の安否をどう確認するか
  • 班長から本部へ情報を集められるか
  • 防災資機材をすぐ取り出して使えるか
  • 消火器やAED等の使い方を確認したいか
  • 前回の訓練で残った課題を改善できたか
自治会 防災訓練お知らせメーカー

分かる項目だけ入力してください。 選択した訓練内容を入れた案内文を作成できます。

完成した防災訓練のお知らせ

防災訓練のお知らせに最低限入れること

住民が案内を見たときに、 「いつ・どこへ行き・何をするのか」が分かるようにします。

  • 実施日
  • 集合時間
  • 集合場所・実施場所
  • 終了予定時刻
  • 訓練内容
  • 持ち物・服装
  • 雨天時の対応
  • 必要な事前準備

防災訓練は「今回確認したいこと」を先に決める

訓練内容を先にたくさん並べるより、 地域で何を確認したいのかを最初に決めます。

1.前回を確認

前年度の訓練記録や引き継ぎを見て、困ったことを確認します。

2.今回の目的を決める

避難、安否確認、情報伝達、資機材など、今回確認したい内容を絞ります。

3.担当を決める

防災担当・会長・班長など、誰が何をするか決めます。

4.住民へ知らせる

日時、場所、訓練内容、必要な準備を案内します。

訓練内容ごとに確認すること

避難訓練

どこからどこへ避難するのか、 避難経路に危険な場所がないか、 集合後に人数をどう確認するかを試します。

安否確認訓練

誰がどの区域を確認するのか、 何をもって確認済みとするのか、 未確認世帯をどう扱うのか、 結果を誰へ報告するのかを試します。

消火訓練

消火器などを使う場合は、 使用方法だけでなく、 実施場所と安全管理も確認します。

応急救護訓練

AEDや応急手当など、 何を体験するのかを決め、 指導者や安全管理方法を確認します。

情報伝達訓練

誰から誰へ連絡するのか、 何を報告するのか、 通常の連絡方法が使えない場合をどうするか試します。

炊き出し・給水訓練

必要人数、資機材、 衛生面、配布方法などを確認します。

安否確認訓練は「実際の災害時の流れ」まで試す

安否確認訓練では、 札やタオルを掲示すること自体が目的ではありません。

本当に確認したいのは、 災害が起きたときに、 誰がどの世帯を確認し、 未確認の世帯をどう扱い、 集めた情報を誰へ報告するのか という流れです。

安否確認の方法は全国共通ではありません

地域によって、 班長・組長等による確認、 近隣での声かけ、 電話・連絡網、 安否確認札、 タオルの掲示など、 採用している方法は異なります。

札やタオルは、 地域によって採用されている安否確認方法の一例です。

実際の災害時は、まず自分と家族の安全を確保する

大きな地震などが発生した直後に、 防災担当や班長がすぐに全世帯を見て回る、 という意味ではありません。

まず、 自分自身と家族の安全を確保します。

建物倒壊、 火災、 津波、 落下物、 道路損傷などの危険がある場合は、 安否確認のために無理に巡回しないことが重要です。

防災担当だから危険な場所へ行く、という役割ではありません

実際の災害時は、 自治体・消防・警察などの最新情報と、 地域で正式に決めている防災体制を優先します。

津波からの避難など、 まず避難しなければならない状況では、 安否確認のために地域を回るより、 自分自身の避難を優先します。

安全を確保できたあと、地域で決めた担当者が確認する

地域で安否確認を行う場合は、 防災担当1人が自治会全世帯を回るのではなく、 班・組などで担当区域を分けておく方法があります。

  • 各班の班長・安否確認担当が担当区域を確認する
  • 各担当者が確認結果を班単位でまとめる
  • 班の結果を自治会本部などへ報告する
  • 地域全体の確認状況を集計する

実際に誰が確認し、 どこへ報告するかは、 各自治会・自主防災組織の体制によって異なります。

札やタオルを使う地域では何をしている?

一部の地域では、 無事である世帯が玄関先などの見やすい場所へ 安否確認札やタオルを掲示し、 担当者が外から確認する方法を採用しています。

これは、 一軒ずつ訪問しなくても、 無事を確認できる世帯を早く把握するための方法の一つです。

ただし、 札・タオル方式は全国共通のルールではありません。 地域で正式に決めた安否確認方法に従います。

札・タオル方式を採用するなら事前に決めること
  • 何を掲示するのか
  • どこへ掲示するのか
  • いつ掲示するのか
  • 誰が確認して回るのか
  • 誰がどの区域を担当するのか
  • 何時までに確認するのか
  • 確認結果を誰へ報告するのか
  • 未掲出世帯をどう扱うのか

札やタオルが出ていない家はどうする?

札やタオルが出ていないからといって、 その世帯が直ちに「救助が必要」という意味にはなりません。

外出中、 掲示忘れ、 掲示できない状況だった、 地域の方法を知らなかったなど、 未掲出になる理由はいくつも考えられます。

そのため、 札・タオルが見当たらない世帯は、 まず「未確認」として整理し、 地域であらかじめ決めた方法で次の確認へ進みます。

① 掲示状況を確認

担当者が担当区域を回り、地域で決めた安否表示を確認します。

② 未確認として記録

掲示がない世帯を、すぐ要救助と決めつけず、未確認として整理します。

③ 次の確認方法へ

地域で決めている場合は、声かけ、電話、近隣への確認などへ進みます。

④ 結果を報告

確認済み・未確認などを、班長や自治会本部など所定の報告先へ伝えます。

「未確認」と「要救助」は分ける

状況が分からない世帯と、 実際に救助が必要だと確認された世帯は同じではありません。

訓練でも、 「確認済み」 「未確認」 「支援・救助が必要」 などを区別して報告する練習をしておきます。

未確認だからといって、家の中へ勝手に入るものではない

安否が確認できないからといって、 自治会役員や防災担当が、 通常当然に他人の住宅へ立ち入れるわけではありません。

建物の倒壊、 火災、 助けを求める声など、 緊急性が疑われる場合は、 自治会だけで危険な救助活動を行わず、 119番通報など消防・警察等への連絡を含めて対応します。

各班の安否情報を集めるところまでが安否確認

各担当者が世帯を確認しても、 結果が個人のところで止まってしまうと、 地域全体の状況を把握できません。

  • 確認済みの世帯数
  • 未確認の世帯
  • けが人・救助が必要と思われる情報
  • 避難したことを確認できた世帯
  • 道路・建物などで見つかった危険

などを整理し、 地域で決めている本部・責任者などへ報告します。

安否確認訓練では「確認→集計→報告」まで行う

  1. 住民が地域で決めた方法で安否を表示する
  2. 担当者が自分の担当区域を確認する
  3. 確認済み・未確認を整理する
  4. 地域で決めた方法で追加確認する
  5. 各班の結果を集計する
  6. 自治会本部などへ報告する
  7. 時間が掛かった原因や確認できなかった理由を振り返る
訓練後に確認したいこと
  • 担当区域が広すぎなかったか
  • 確認担当者が不在だった場合の代替担当があるか
  • 札・タオル等が見つけにくい家はなかったか
  • 未確認世帯への次の対応が決まっていたか
  • 報告先を全担当者が理解していたか
  • 確認から集計まで何分掛かったか

防災担当だけで全部やらない

防災担当が、 受付、進行、 安否確認、 資機材、 記録まですべて担当すると、 訓練そのものを確認する余裕がなくなります。

会長、 副会長、 班長・組長、 自主防災組織など、 地域の体制に合わせて役割を分けます。

防災担当・会長・班長の役割を整理する

平常時から発災後まで、 防災担当の関わり方、 状態、 連携先、 具体的な分担を整理できます。

防災担当 役割・連携整理ボードを使う

消防署・自治体などとの事前調整が必要か確認する

消火器訓練、 AED・応急手当、 防災資機材の実技などは、 地域によって消防署や自治体等が支援している場合があります。

外部協力が必要な訓練は、 住民へ日程を知らせる前に早めに確認します。

外部へ相談するときに確認すること
  • 希望日に対応できるか
  • 申込期限
  • 申込方法
  • 必要な会場条件
  • 貸し出してもらえる資機材
  • 指導者の派遣があるか
  • 雨天時の扱い

訓練中の安全管理を先に決める

災害を想定した訓練でも、 訓練そのもので参加者がけがをしないことが前提です。

特に、 屋外移動、 消火器、 重い資機材、 高齢者・子どもの参加などがある場合は、 安全確認を担当する人を決めておきます。

危険な状況を無理に再現しない

防災訓練だからといって、 危険な場所へ入る、 無理な搬送を行う、 慣れていない資機材を独断で操作する、 といった行動を前提にしません。

雨天時は「中止・延期・内容変更」を決めておく

屋外訓練の場合は、 雨天中止だけでなく、 自治会館などへ移動して、 情報伝達訓練や資機材確認、 防災講習へ変更する方法もあります。

  • 誰が判断するのか
  • 何時までに決めるのか
  • 班長へどう知らせるのか
  • 住民へどう知らせるのか

防災訓練のお知らせ例文

避難・安否確認・消火訓練を行う例

自治会員 各位

地域の防災力向上と災害時の行動確認を目的として、 下記のとおり防災訓練を実施します。

日時:11月8日(日)午前9時から
集合場所:○○小学校グラウンド
訓練内容:避難訓練、安否確認訓練、消火訓練
終了予定:午前11時30分

安否確認訓練については、 当自治会で事前に定めている安否確認方法に沿って実施します。 各班の担当者は担当区域の確認と結果の報告をお願いします。

動きやすい服装で、 飲み物・タオルをご持参ください。

初めて防災担当になったら前年の記録を確認する

  • 前年の訓練内容
  • 参加人数
  • 安否確認方法
  • 班ごとの担当区域
  • 消防署・自治体等との連絡記録
  • 使用した防災資機材
  • 雨天時の対応
  • 前回できなかったこと
  • 次年度への改善事項

訓練後は「実施しました」で終わらせない

  • 予定時刻に開始できたか
  • 住民への案内が十分だったか
  • 各担当者が自分の役割を理解していたか
  • 安否確認の担当区域は適切だったか
  • 未確認世帯の扱いで迷わなかったか
  • 情報伝達に時間が掛からなかったか
  • 資機材をすぐ取り出せたか
  • 使い方が分からない資機材はなかったか
  • 危険だった場面はなかったか
  • 住民からどのような意見が出たか
  • 次回変える内容を決めたか
防災訓練の写真を活動記録にまとめる

訓練中や資機材確認の写真を、 日付・場所・メモと一緒に台帳化できます。

自治会・活動/現場写真台帳を使う