会長交代・会計引き継ぎで口座手続きが必要な方へ
自治会・町内会の会長や代表者が交代したとき、 団体名義の口座で代表者変更の手続きが必要になることがあります。 必要書類は金融機関・口座種類・来店する人などで変わるため、 前年度資料だけを見て準備せず、利用中の金融機関へ確認してから進めます。
状況を選ぶと、金融機関へ確認しておきたい項目を整理します。
1.まず通帳の「団体名」と「代表者」を確認する
「自治会の口座」と呼んでいても、 実際の口座名義の表示や届出内容は自治会ごとに異なります。
最初に通帳や金融機関の資料を見て、 自治会名だけなのか、 自治会名と代表者名が組み合わされているのかを確認します。
2.会長が変わったら必ず名義変更する?
「会長が交代したら全国共通で必ず同じ名義変更をする」 と一律に決めることはできません。
口座の登録状態や金融機関の扱いによって手続きが異なるため、 利用中の金融機関へ 「自治会の代表者が交代しました」 と伝え、必要な手続きを確認してください。
3.準備を求められることがある主なもの
金融機関によって異なりますが、 団体の代表者変更では次のような資料を確認される例があります。
- 通帳・証書
- 現在の届出印
- 新しい届出印(変更する場合)
- 新代表者の本人確認書類
- 代表者が交代したことを確認できる総会議事録・決議書等
- 自治会・町内会の規約
- 金融機関所定の変更届
- 代表者以外が来店する場合の本人確認書類・委任状等
4.総会議事録は「新代表者が分かる状態」にする
金融機関から代表者変更を確認する資料として 総会議事録や決議書等を求められる場合があります。
その場合は、 誰が新しい代表者になったのかが読み取れる正式な資料を準備します。 金融機関用に事実と異なる議事録を作ったり、 実際に決まっていない内容を追加したりしないでください。
5.届出印も変える場合
会長交代と同時に金融機関の届出印を変更する場合は、 代表者変更だけの場合とは必要な手続きが異なることがあります。
現在の届出印がどれか分からない、 または紛失している場合は、 自分たちの判断で別の印鑑を押して手続きを進めず、 金融機関へ先に相談します。
6.新代表者本人が窓口へ行けない場合
会計担当・副会長などが代わりに窓口へ行く場合は、 来店者本人の確認書類や委任状などを求められる場合があります。
「会計担当だから手続きできるはず」 と考えず、 誰が来店する予定かを金融機関へ伝えて必要書類を確認してください。
7.前会長と連絡が取れない場合
前代表者の署名・印鑑・委任等が必要かどうかは、 金融機関や手続き内容によって異なります。
前会長と連絡できない場合は、 新役員だけで書類を推測して作成せず、 その状況を金融機関へ伝えて手続き方法を確認します。
8.名義変更だけでなく、引き継ぎも一緒に確認
実物を受け取っただけでなく、 どの口座にどの印鑑を使うか確認します。
通帳残高と帳簿・決算資料が対応しているか確認します。
電気・水道・保険など継続支払いの有無を確認します。
利用している場合は、利用者変更等の手続きが別途必要か確認します。